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旅館経営者の失敗
顧問弁護士に100,000円/月 顧問税理士に50,000円/月 旅館コンサルタントに350,000円/月 これだけ毎月払い続けて、3年ですべてを失った旅館経営者の方がおられます。

この旅館のケースは、決して経営者の放漫経営などが原因ではありませんでした。
先代の経営者の方が、銀行の誘いに乗って過剰に設備投資をしてしまったことが原因でした。しかし、当時の金融破綻によって回収に走る金融機関対策が甘く、融資条件や返済計画の見直しなどに金融機関、経営者両者が真剣に向き合わないまま時間だけが経過した結果でした。

ただ、何よりも失敗だったことは、弁護士や税理士、そして旅館コンサルタントに依存しすぎて、損失を増大させてしまったことに尽きます。
では、どうしてこのようなことが起きているのでしょうか。

理由はいたって簡単です・・・
上記の先生方は、「営業の強化が重要ですね」とはアドバイスしてくれます。しかし、それをどのように計画立案して実行するかはあなた次第なのです。彼らが顧客を呼んではくれませんし、融資を優先的に斡旋してもくれません。

特に酷かったことは、コンサルタントとは名ばかりで、月に一度訪問してホームページのプラン変更を実行するだけで35万円ものコンサルタント料金を搾取されていたことでしょう。通常では考えられないことです。この程度のコンサルであればリモート作業で十分ですし、高くても5万円程度が相場です。

しかし、残念なことは、私が依頼を受けて拝見した月次の試算表を見て、直ぐにこれらのコンサルタント料の支払いをストップすることを進言しましたが、奥様をはじめ幹部の皆様が「そんなことをすれば売上が落ちるのでは」心配顔をされたのです。表現は適切か解りませんが、まるで薬漬けにされた人間と話をしているような錯覚を覚えました。

さらに
この顧問弁護士さんに至っては、裁判所から差押え処分の通知を受け取っていながら、その事実を任意しておらず、裁判所どころか金融機関にさえ一度も同行していない事実がわかりました。そして競売開始決定通知を受けたあとも、一度もこの旅館を訪問することもなく顧問料を受け取り続けていたのです。

当時私は、あまりに弱みに漬け込んだ内容に、愕然とするだけでしたが、これは現状の旅館業にとってはどこにでもある危機であることに気付きました。事実、旅館様からキャッシュフローが取れなくなって以来、コンサルタントの数は激減しています。しかし、これからが本当にコンサルタントが必要とされていることも事実です。

わたくしたちデジタル・ブレインRBプロジェクトでは、ネット広告を活用した営業支援「29,000円からはじめる来福旅館」をフラッグ商品として、日本旅館を真にサポートできる企業を目指しています。是非、一度お試しください。


買収されたホテルの決算書に計上されていたコンサルタント料2700万円の怪。

私が以前買収業務にあたったホテルの年間売上は約7億円。しかしながら当然赤字決算。

しかも民事再生中であり支援先を募集中であった。にもかかわらず、堂々と決算書の中にコンサルタント料2700万と計上されていた。総売上の3%を超えるコンサルタント料金を取る再生のための仕事とは一体どのようなものだろうか。

そもそも「再生」という文字が含まれている法的処理であるにもかかわらず、何故こんなことが許されるのだろうか?

確かに、従業員のみなさんは人件費や経費の削減を実行し、ギリギリまで切り詰めた運営を行っていた。しかし、他方では弁護士やコンサルタントに湯水のごとく経費が流出する。一体、何のための民事再生という法的処理なのか、誰のための再生なのか、裁判所にでも聴いてみたい。

実際、みなさんの旅館で景気がよかった時代でさえ、5%の純益を計上できれば「優秀ですね」と税務署からお褒めの言葉が貰えたはずです。それが、自力での再生を諦め民事再生中の会社から総売上の3%以上のキャッシュフローを抜き取ることが「再生」という言葉のイメージとは、私にはどうしても結びつかない。

勿論、このホテルの買収金額を要求の半分以下に叩きまくったことは当然のことであった。どうせ泡銭になってしまうなら、生き残った人達のために生きた金を使うべきなのは至極当然なことである。

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